ネクタイの柄や品質にこだわっても結び方には、意外に無頓着な人が多く約80%の人が1種類の結び方しか知らないといわれています。1種類ですべてを間に合わせてるわけである。
ネクタイの素材・厚さやデザイン、シャツの襟の形などによって結び方を変えてみよう。
出典:ARA、nonjING、NAVERまとめ、ネクタイの知識いろいろ、
結び目の小さい、最も簡単で一般的な結び方。
フォア-イン-ハンド-ノット。
ネクタイの最も広い部分がベルトの位置に来る様に結ぶ。
一重結びなので、着脱によるタイへの損傷も少ない。
スカーフのごとくふんわりと締めるのがオススメ。
プレーンノットの大剣を二重巻きする事で
プレーンノットより少し結び目にボリュームを持たせた結び。
プレーンノットより当然ノットにボリュームが出ますが、
思ったほど大きくならず、むしろ品よく仕上ります。
ノットにできるズレがワンポイント。
英国のウィンザー公が流行らせた太結びの事。
締まりが良く、型崩れしないのが特徴。長すぎるタイや生地が薄めのタイのノットボリュームアップに。結び目が左右対象になる様、締め具合を均等にする。シャツは幅広で襟開きの大きいワイドスプレッドカラー向き。
ウインザーよりも小ぶりな、程よい大きさの三角形の結び目。自然ながらボリュームが少なくなる。
左右が均等になるよう工夫された合理的な結び方。
細いタイをあまり細長い結び目にしたくない時に最適。
シャツはレギュラーカラー向き。
生地の薄いタイを用いた、複雑な結び方。
プレーンノットと同じ形の結ぶ目に斜めに1本の筋が入る
大変シックな結び目に仕上がります。
結び目が主役となりますので、単色のタイ向き。
タイ自体の存在感をアピールした結び方。
プレーンノットで結んだタイの大剣で
結び目を覆い隠した一味違ったスタイル。
祝儀の席で、着慣れたダークスーツのアクセントに。
シャツは白のワイド、タイはシルバー系が最適。
一見結び目が無い様に見える結び方。シャツ側に隠れた結び目を外側に向けて見せた様子。華やかな席での効かせ技、遊び心ある個性的な結び目。結ぶ際のポイントは、左右に巻き込む部分を左右対称にし、結んだ後、2つの三角形をきれいに見える様に調整する。
日本では子どもがフォーマルな場で締めるタイのイメージが強いですが、欧米では大人の男性の礼服とされています。自分で締めるタイプと金具で取り付けるタイプがあります。また蝶になる部分もいろんなバリエーションがあるので、好みに合わせて選ぶことが出来ます。
アスコット・スカーフはアスコット・タイを着崩したカジュアルな格好ですが日本ではほとんどアスコット・タイと呼ばれています。休日のちょっとしたオシャレに、アフター6やオフィスカジュアル、またゴルフ後のパーティー、リゾートでのドレスアップ等にさっとイメージチェンジが楽しめます。
アスコットは、イギリスのロンドンに近いバークシャー州の村の名前で、ここの競馬場に集まる紳士達の間で流行したのでそのままネーミングされました。現在ではアスコット・タイはほとんど使われず、日本でその名前は主にカジュアル用のアスコット・スカーフを指すものになっています
ウィンザーという名称は、20世紀初頭の英国国王エドワード8世によるものです。
ハーフ・ウィンザーで知られますが、マリネッラではスカッピーノ(イタリア語で英語のエスケープ)と呼んでいます。しかしややこしいのですが、本来イタリアではウィンザー結びをスカッピーノと呼び、ハーフ・ウィンザーをメッゾ・スカッピーノ(ハーフ・エスケープ)と呼んでいるようです。
ブラフ(アスコット)結びとそっくりで、とても高貴な結び方です。しっかりと上品に最後はピンでとめることが多いです。
もとは軍人の結び方でしたが、セレブに普及しました。
結び目に斜めの線がみえるのが特徴です。